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青森県に出張した友人が、黒石市で「つゆ焼きそば」を食べてきたという。
筆者も時々青森へ出掛けるのだが、なぜか一度も見かけない。いったいどんな食べ物なんだろう。そういぶかっていたところに、カップ麺の「つゆ焼きそば」が発売になるとのニュースが飛び込んできた。

エースコック株式会社のウェブサイトによると、この「つゆ焼きそば」、ミクシィの公認コミュニティ「カップめん開発オーディション」から生まれたものだという。詳細はエースコック(株)の「カップめん開発日記」に漫画として描かれているが、主人公コブかみさん(実在)に開発の経緯などを伺ってみた。

「コミュニティで新製品のアイデアを募集したところ、予想以上の感度でした。ラーメン、カップ麺に関心の高い人が集まり、3週間で500件以上の応募がありました」

500 件以上のアイデアをエースコック社内で10件に絞り、ミクシィでアンケートを実施。「黒石名物つゆやきそば」「とろ~りたらこカルボらうめん」「うでんおどん」がベスト3に。その後、発案者、応援者を交えてコミュニティは選挙戦のようになり、最終的につゆ焼きそばが採用になったのだという。

商品を取り寄せ、早速作ってみた。お湯を入れて4分で完成、かと思ったらそうじゃない。普通のインスタント焼きそばの要領で湯切りし、いったん焼きそば(具入り)を完成させるのだ。空腹だとこの時点で食べたくなってしまうが、そこは我慢。後入れかやくと液体スープを入れ、もう一度お湯を注いで本当に完成。しかし、どうしてこんな手間のかかる作り方にしたのか。

「臨場感を出すために、一度焼きそばを作る工程にしました。お湯を入れるだけで完成する手軽さを重視する声もあったのですが、オリジナルの作り方にしたいという思いがありました」

味の方はどうか。友人数名に試してもらったが、全員一致の意見として、インスタントとは思えない強い麺のコシ、が特長にあがった。コブかみさんによると、このモチモチ感は焼きそばを完成させる一工程を加えることで、結果的に生まれるものらしい。ひと手間がおいしさアップにつながっているのだ。

さて、核心のつゆはどうか。しょうゆ味にあげ玉、そしてシャキシャキいう玉ねぎがおいしい。麺のソース味とつゆのしょうゆ味との組み合わせは、好き嫌いが分かれるかもしれないが、焼きそば特有の脂っこさがなく、あっさりしていている点が好評だった。

「黒石市へ飛んであちこちの店を回りました。20店近くにつゆ焼きそばがあるのですが、つゆには定義がないんですね。和だしだったり、ラーメンに近かったり、ソース味だったり。真ん中を狙うということができなくて、発案者と相談したりしながら、バランスを保つしょうゆ味に決めました」

12月10日に全国発売になったばかりのつゆ焼きそば、果たして黒石発のご当地B級グルメとして定着するか。お湯がたくさんいる(800cc)ので、いっぱい沸かしてから作ってね。
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